引用符を忘れたカンマで列がずれた行
1,000 のような桁区切りのカンマを引用符で囲まなかったため、その行だけ値が 1 つ多くなった壊れた例です。エラーの行は INSERT 文から外れます。
入力
CSV
item,price りんご,300 みかん,1,000 ぶどう,"1,500"
INSERT 先の表名
items
区切り文字
カンマ(,)
1 行目は見出し(列名)
はい
空欄の値
NULL にする
数字の値
数値として出力(先頭が 0 のものは除く)
列名・表名の大文字・小文字
小文字にする(引用符なしの名前の既定)
文の形
1 つの INSERT に全行を並べる
結果
エラー 1 件・警告 0 件・情報 0 件
指摘(エラー・警告・情報)
- エラー 3 行目 値が 3 個です(列名は 2 個)。この行は INSERT 文に含めていません。カンマを含む値を二重引用符で囲み忘れていないか確認してください。
| 表名 | items |
|---|---|
| 列数 | 2 列 |
| 出力した行 | 2 行 |
| NULL にした値 | 0 個 |
| 数値として出力した値 | 1 個 |
| 出力しなかった行 | 1 行 |
INSERT 文
INSERT INTO items (item, price) VALUES
('りんご', 300),
('ぶどう', '1,500');検算(この結果になる理由)
見出しは 2 列です。3 行目は 1,000 のカンマで値が 3 つになりエラー 1 件で、この行は出力に含まれません。4 行目の "1,500" は引用符で囲まれているため 1 つの値で、数値の形ではないため文字列 '1,500' として出力されます。
判定の根拠は仕様と根拠に、仕様の出典とともにまとめています。自分の入力で試すにはツールをお使いください。
このツールの制約
- 文を作るだけで、データベースへ実行も検証もしません。列の型(日付・真偽値など)に合うかは判定せず、数字以外は文字列として書きます。
- 数値は -12 や 3.5 や 1e3 の形だけを数値にします。1. や .5 や +1 のような書き方は安全側で文字列として出力します。
- PostgreSQL の標準の設定(standard_conforming_strings が on)を前提にします。off の環境ではバックスラッシュの意味が変わるため、そのまま実行しないでください。
- 行ごとの値の数が見出しと違う行は INSERT に含めません。引用符の付け忘れを直してから作り直してください。
ご利用にあたって
- 出力した文は、本番のデータベースへ実行する前にテスト用の環境で確かめてください。表の定義(列の型・制約)に合わない値は実行時に失敗します。
- ツール内の予約語の一覧は PostgreSQL 18 のドキュメントにもとづきます。バージョンによって予約語が異なる場合は、念のため二重引用符で囲んでください。